HOME » 特集 湘南エリアの住みやすさ比較
湘南エリア3自治体の住みやすさを比較しています。
「湘南」と呼ばれるエリアのうち、過去に「湘南市」としての合併構想があった茅ヶ崎・藤沢・平塚の3市の住みやすさがどのように違うのか比べてみました。
1989年に県内で7番目に20万都市へと発展した茅ヶ崎市。その背景には東京や横浜など都市部への交通利便性と海や山などの恵まれた自然環境が挙げられます。
マリンスポーツが盛んなため、特に海沿いにはサーフショップが立ち並び、1年を通してサーフィンやマリンスポーツを楽しむ人からの人気を集めています。毎年海の日には「浜降祭」と呼ばれる、神輿を担いだ氏子たちが海へ入る行事が行われています。
湘南エリアで最大、県内4位の人口を抱える横浜・東京のベッドタウン。江戸時代には宿場町や江の島詣での拠点として発展した地域です。江の島をはじめとして、片瀬や鵠沼、辻堂など、観光都市としても栄えています。
国内のサーフィンやビーチバレー発祥の地と言われており、片瀬東浜海水浴場は明治時代からの伝統を持っています。また、2020年の東京オリンピックではセーリング協議が行われる予定です。
県下で4番目に市制を施行した商工業都市。厚木市と並んで、昼間人口が夜間人口を上回る都市としても知られています。
交通インフラの整備が進んでおり、比較的早い時点から、線路との立体交差を推進してきました。古くは宿場町として発展したこともあり、現在でもベッドタウンとしての機能を果たしています。
※以下のデータはすべて生活ガイド.com参照
http://www.seikatsu-guide.com/
取り組み/都市名 | 茅ヶ崎 | 藤沢 | 平塚 |
---|---|---|---|
結婚祝い | 無し | あり(苗木の贈呈) | 無し |
出産祝い | 無し | あり(苗木の贈呈) | 無し |
妊婦健診助成金 合計額 |
51,000円 | 75,000円 | 69,000円 |
子育て関連独自の 取り組み |
●不育症治療費助成(保険外の一部助成) ●働くプレママ教室 ●思春期保険事業 ●子どものほめ方・しつけ方講座 |
●子育て情報のネット・メール配信 ●子育て応援メッセの開催 |
●保育所に通っていない親子を対象に年4回のミニ運動会を開催 |
小児医療費助成の 対象年齢 |
通院は小学校3年生まで 入院は中学校卒業まで自己負担なし |
通院は小学校卒業まで 入院は中学校卒業まで自己負担なし |
通院入院ともに中学校卒業まで自己負担なし |
公立保育所数 | 7 | 15 | 9 |
公立保育所の 0歳児保育実施率 |
100% | 86% | 100% |
私立保育所数 | 32 | 26 | 44 |
私立保育所の 0歳児保育実施率 |
93% | 88% | 100% |
認可保育所の 月額保育料(0歳児) |
46,900円 | 45,100円 | 44,000円 |
3歳未満児保育実施率 | 100% | 0% | 50% |
こうしてみると、結婚・出産・育児に手厚いのは、商業都市として発展している平塚市と言えます。しかし、他の2市も優れている点はありますので、その他の点も見ていきましょう。
取り組み/都市名 | 茅ヶ崎 | 藤沢 | 平塚 |
---|---|---|---|
公立幼稚園数 | 0 | 0 | 5 |
私立幼稚園数 | 17 | 33 | 21 |
公立幼稚園の入園・ 保育料減免制度 |
無し | 無し | あり |
私立保育園補助金の 有無 |
保育料の補助金あり | 保育料の補助金あり | 無し |
小学校数 | 20 | 38 | 26 |
デジタル教科書整備率 | 7 | 15 | 9 |
電子黒板のある 小学校の割合 |
100% | 100% | 92.9% |
中学校数 | 14 | 20 | 16 |
デジタル教科書整備率 | 7.7% | 0% | 0% |
電子黒板のある 中学校の割合 |
100% | 100% | 86.7% |
平塚・藤沢は学校数が多く、デジタルな設備の導入は少しゆっくりなようです。
取り組み/都市名 | 茅ヶ崎 | 藤沢 | 平塚 |
---|---|---|---|
一般病院数 | 6 | 12 | 7 |
一般診療所数 | 153 | 374 | 187 |
歯科診療所数 | 133 | 279 | 133 |
介護保険料基準額 | 4,420円 | 4,700円 | 4,820円 |
65歳以上人口 100人当たりの 老人ホーム定員数 |
3.19人 | 3.49人 | 3.42人 |
人口に比例してか、藤沢は病院・診療所が多め。一方、茅ヶ崎は65歳以上人口の割合が高めですが、介護保険基準額が低めに設定されています。
取り組み/都市名 | 茅ヶ崎 | 藤沢 | 平塚 |
---|---|---|---|
新築住宅の建築支援 利子補給制度 |
あり(4年間) | あり(4年間) | 無し |
新築住宅の購入支援 利子補給制度 |
あり(4年間) | あり(4年間) | 無し |
中古住宅の購入支援 利子補給制度 |
あり(4年間) | あり(4年間) | 無し |
平塚は住戸の取得に対しての補助はありません。一方、茅ヶ崎は住宅の取得以外にも、増改築の際にも利子補給制度を利用できます。また、過去には太陽光発電設備の設置に関しても補助金が出ていました。
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